◆異臭事件の真相に迫る◆2004.10.06.
今日、いつものごとくみんなでお昼に行った。
今日はデパチカでみんなそれぞれ弁当なりパンなりを買う。俺はふと、以前に頼まれていたブツもついでに購入。このブツがのちにとんでもない兵器と化すことを俺は気づいていない・・・。
会社に戻り、みんなでテレビを見ながら昼食タイム。そのブツは俺の机の上に無造作に置いた。昼食を終え、席に戻り仕事にはげむ。臭い・・・。かすかに臭い。ある者は外から臭うと思ったのか窓を閉め、ある者は換気扇を回し出す。数時間して俺はそのブツから異臭が放たれていることに気づく。ガッデム!俺じゃないか!!!俺はそのブツをさらにビニールで2重巻きにしてカバンに詰めた。ふー。数分後、その臭いは消えた。帰りの電車、5人掛けの席の真ん中に座った俺。するとどうだろう、そのブツは2重巻きにしたビニールもつんざき、チャックをきっちり閉めたカバンからもこんにちは。俺が少しでも動くと臭いが"プホー"っと吹き出す仕掛けになっていた。
もう俺のカバンの中ではすんごいことになってるんだろう。もう1ミリも動けない俺。一番端っこに座って寝ていた若いサラリーマンは舌打ちをして隣の車両に移って、また座って眠った。本気でイヤだったみたい。次の駅ではその席に残されたみんな降りた。替わって今度は俺の左に超ミニスカ女子高生。右にはアバンギャルドなOL。なんでこんな時だけ、かわいこちゃんに挟まれるんだ?俺は少しだけ動いた。すると俺の鼻を覆い尽くす異臭。女子高生は俺から少し離れた。「俺じゃねーよぉ!!!」いや、俺だけど。そして次の駅でまたしてもみんな降りた。立ってる人もいるのに俺が座る席にはだーれもいない。5人掛けのシートの真ん中に俺1人。1ミリも動けない俺。降りる駅について、そっと立ち上がり、列車をあとにする俺。帰り道、カバンのチャック全開で帰路につく俺。
これ、大袈裟でもなんでもない真実なんです。そこにあるべきものではない臭いは恐怖の調べ。あぁ、恐るべし大根の漬け物みたいなやつ。 |